4Kモニターを買うのはまだ早い

最近のPCゲームは4Kと呼ばれる解像度に対応したゲームが増えてきております。
4Kとは現状地上デジタル放送で使用されているFHD(フルハイビジョン)という映像出力よりもより多くの情報をモニターに出力することができます。
よく●●dpiとか●●ピクセル(ppi)、●●万画素などと呼ばれておりますが、1インチの中にどれほどの描画ができるかということになっております。
現在では、印刷であらわす画素単位がdpi、モニターなどではppiを使用されておりますので、モニターについてはppiで考えるのが通常となっております。
そして、4kとFHDとの違いですが、現状FHDと呼ばれる画質でTVなどが放映されております【1920×1080(207万3600画素)】しかし4Kは【3840×2160(829万4400画素】という画質になります。
単純に4倍綺麗というわけでなく、その分クッキリとした描画がされることになります、アナログ放送から地上デジタルに変ったときの感動を思い出してください。
パソコンゲームなどではCGにより緻密な描画がされており、その描画を4Kモニターであれば余すことなく堪能することが可能です、ただし、堪能するからには4K対応のグラフィックボードとそれを動作されせるCPUやメモリ、マザーボードなども必用となってきます。
4Kモニターと4Kモニター出力可能なPCが揃ってこその4K対応ゲームなので、PCにFHDの出力性能しかないのであれば宝の持ち腐れとなってしまいます。
4Kモニターだけでは4Kゲームの意味がありません、自分の使用しているPCの限界出力もよく確認しましょう、また使用するケーブルがHDMIの規格についても確認したほうがよいです、古い規格のHDMIケーブルでは4Kに対応してない場合もあります。
敷居は高いですが4K対応のPCとゲームとモニターを手に入れたら、非常に美しい映像でゲームを堪能することが可能です。
ただ、まだデジタルコンテンツ内で4K対応のものが少ないのでゲーム以外の恩恵が得られることが少ないことも事実です。
地デジ対応TVが普及した際にもありましたが、4Kが普及した頃合くらいが一番、モニターが安いのではないでしょうか?
ある程度いきわたってしまうと、また価格も高騰し戻ってしまいますし、まだ4Kが普及しきってない状況ですと、またまだ高価に感じられるものかもしれません。

また、そもそも4K対応ゲームがほとんどないことも問題です。いざ4Kモニターを買ったとしても解像度の限界が1920×1200だったら意味がありません。しかし実際今のゲームで3840×2160まで解像度を拡大できるものが極わずかです。しかも最新ゲームなので最強ゲーム用PCを用意したとしても4Kでは全然フレームレートが出ません。当然激安ゲーム用PCを使っている人は論外なので非常にバランスの悪い状態です。例えば2015年11月に発売されたスターウォーズバトルフロントは4Kに対応しています。しかし1920×1080でも150fpsがやっとなのですから、4Kにしたら60fpsも出るわけがありません。せいぜい20~30fpsでしょう。となると100fps以上のヌルヌルにするにはGTX980Ti 3way-SLIくらいの超高額PCを用意する必要があります。そんなゲーム用PCを買えるわけがありません。70万円くらいしますからね。4K対応ゲームが増えて、さらにグラフィックボードの性能がもっともっと向上しないと誰も楽しめません。つまり今はまだ4Kモニターを買う価値を感じません。